バランスのとれた食事で筋力アップ!美しい姿勢を保つには、ストレッチや運動を習慣にしてインナーマッスルを鍛えるとともに、食事でも筋力アップにつながる食材を取り入れることが大切。
「バランスのよい食事を第一に、筋肉のもとになる良質のたんぱく質を意識してとりましょう」と料理研究家の友兼さん。
「たんぱく質は体内でアミノ酸に分解され、再びたんぱく質に合成。その際に必要なのがビタミンB6で、カツオやマグロ、レバー、肉類、ニンニク、緑黄色野菜に多く含まれます」。簡単ひと工夫のおいしいレシピで、筋力アップを目指しましょう!
POINT.1
香りをじっくり引き出して
バターは焦げやすいので点火前にフライパンに加え、弱火で熱する。泡立ったらニンニクを加え、香りと旨みを引き出して炒める。
POINT.2
熱したソースと和えて完成
カツオは火を通しすぎると生臭さが出る。切ったらボウルに入れておき、熱したポン酢バターソースをかけて全体を絡めて仕上げる。
カツオ
良質なたんぱく質やビタミンB6が豊富。春から初夏に旬を迎える初ガツオは脂が少なくてヘルシー。
ニンニク
独特の香りはアリシンという成分。ビタミンB1の吸収を助け、疲れを和らげる。ビタミンB6も多い。
料理研究家 友兼 由子さん
ともかねよしこ/ケータリングやフードコーディネート、食をプロデュースする「L.A.C.」主宰。モロッコなどの北アフリカ、アジア、ヨーロッパで出会った各国の家庭料理を得意とし、雑誌などの各メディアで活躍中。神戸で毎月少人数制の料理教室を開催。